夢で会えたら

晴れ。もっと冷えてもらわないと困る。こんばんは、徳江かなです。

ついこの間、日記を書いたと思ったのにもう1週間以上経っている。本当に日々が早い。日々は早いが仕事の日は本当に退屈である。退屈だと時間は長く感じると言うが、やることは多いので時間は足りない。退屈だが忙しい。最悪である。退屈な日々を潤すのは、ゲームだとかSNSだとかなんだけれど、仕事中にそういうことをするわけにもいかないのでよく妄想をして楽しんでいる。俺の妄想癖はかれこれ25年は続く習い性で、小さい頃からずっといろんな妄想を浮かべて暮らしてきた。目の前のウサギのぬいぐるみを漫画のキャラに仮定してみたり、レゴブロックで延々とロボらしきものをつくってみたり、目を閉じて、世界を救うスーパーヒーローとなって悪と戦ってみたり。そんな筋金入りの妄想ラバーの俺が、最近、仕事中によくする妄想はふたつある。

ひとつは、会社が希望退職者を募る妄想だ(おっと、いきなりあまりにも切迫した現実感を突きつけてしまったならば失礼)。会社の業績がいよいよヤバくなってきて、退職者を募るフェーズになったことを考える。いち早く手を挙げる。いまの俺の仕事は、すぐには引き継げないような仕事だから、まずは慰留が入るかもしれない。「でも、辞める良い機会なんで」とさらりと突っぱねる(かっこいい)。そうはいっても2〜3ヶ月は退職までにかかるだろう。それから悠々と転職活動をはじめ、内定をとって会社とはオサラバする、そんなときの晴れやかな気持ちを思い浮かべながら印刷した資料を取りにいったりするのだ。

もう一つの妄想は、"もし職場にtwiceがきたら?"である。なんで?どんな理由で?そんなことはどうでもいい、ともかく我が職場に何故かtwiceちゃんたちがやってきて、突如ファンミーティングを始めたら?という妄想をよくしている。きっと弊社社員たちは彼女たちのことなどよく知らず、このクソ忙しいのに時間取られてイラつくなあぐらいに思うかもしれない。盛り上がる兆しのないオフィス、その空気を感じて緊張し、どうしたもんかと互いを見合わせるtwiceちゃんたち。恐る恐る口を開くももりん(こういう時はサナちゃんが口を開きそうだが、俺の世界ではモモが話し始めるのである)、「私たちのこと、知ってくれてますか〜?知ってる〜って人います?」すかさず手を挙げる俺、にわかに顔がほころぶtwice。おどおどとマイクを持つ俺、ももりんが俺に質問する。「好きな曲とかありますか?」「dance the night awayです、、」オオ〜〜と小さく声を上げる9人。俺はおもむろに話を続ける。「バブルも登録してるんです。」「ええ!誰のですか?」「ダヒョンシです」サナが韓国語に訳してメンバーに伝えると、オオ〜〜〜!と喜ぶtwice、指ハートで応えるダヒョン、「あとでバブルの名前教えてください」と言われ、照れる俺。一気にムードがよくなる。バブルに登録までしているファンがいることに彼女たちの緊張が和らぐ。リーダーのジヒョが思い切った提案をする。「そしたらみんなでdance the night awayのサビを踊ってみましょう!」顔を真っ赤にして前に出ていく俺、そっと同期に動画の撮影を依頼、twice9人と俺でサビを踊り、ワァ〜〜とハイタッチ、社員がはっちゃけることで、よくわからなかった他の社員にも笑顔が灯る、そうして和やかに会は終わり、その夜、ダヒョンシからバブルでメッセージをもらう、、、、、、そんな妄想である。

皆さんの妄想はどんなふうですか?たのしいですよね。