なんて素晴らしいワンダフルデイ

晴れ。あつい!じわじわと汗をかく。少しずつ寝苦しくなってきた。こんばんは、鈴木真海子です。

 

さきの週末では日本国民の87%、1億とんで64万人ほどがディズニーへ行っていたようらしく、各SNSでは様々な形でディズニーに行った報告がなされていた。俺が最後にディズニーにいったのは5月6日で、もう1ヶ月以上インしていない(ここはディズニーへの付き合い方で大きく見解が分かれるところだが、ディズニー好きな人間は基本的には舞浜で起き、舞浜に眠り、舞浜で生きて舞浜で死にたいのである)(それはどうかな)。その5月6日も、9000円も払って昼過ぎには退園していた。要するに最近はディズニーと少し疎遠なのである。その理由は二つあって、ひとつは、しっかり腰を据えて見たいコンテンツがないこと。日に2〜3回、しっかり20〜30分ほどを使ったショーがあれば、こちらも腰を据えて見に行くが、いまは憎きコロナのせいで止まりなしのグリーティングのみになっておりボリュームが少なく、幾度もの鑑賞にはたえられなくなっている。もちろん、ランドのマジカルミュージックワールドやクラブマウスビート(未鑑賞)、シーのBBBやシャイニングウィズユー(未鑑賞)といったそれなりのボリュームのショーはあるものの、いずれも抽選(一部自由席)となっており、その日に周回して鑑賞するというのはできない。ひとりで行くときはアトラクションには乗らないので、基本的にはパーク内の空気を体に取り込み、景色を楽しんでいるが、さすがにショーのボリュームが少なくなると足も遠のいてしまうというものだ。もうひとつの理由は、単に一人でいくのに慣れてきたからだ。俺は初めてディズニーシーにいった6年前、こんなに楽しい場所は一生遊んでいられるに違いないと思ってたが、既にディズニーにハマってそこから距離を置きつつあった同期曰く「飽き・・・はしないけどね、"慣れる"んだよね」と言っていた。当時はその意味がよくわからなかったが、今はよくわかる。パークのどの場所もどのアトラクションも、初めての時と同じように美しく、変わらない楽しさを提供してくれるが、その解釈は初めてのときの同じではないということなのだ。機械仕掛けのマシーンだから、展開は同じだし、来るものもわかっている(もちろんそれでもなお楽しいのだがしかし、、、)。ディズニー好きがショーパレにはまるのはこういうわけで、ショーパレは毎回ライブ感があるので何度見ても飽きないわけである。しかしそのショーパレが控えめな今、ひとりでいく旨味はあまり多くはない。先日、会社の後輩(20代半ば)とはなしていたら、「私らはディズニーには遊園地みたいな感覚で行ってるのでガチ勢と一緒に行くと迷惑かけちゃうから、、、」と言われてショックだった。貴方とは行きたくないのですよ、と遠回しに表現してくれたのかもしれないが、ガチ勢は他人と行くのが大好きだ。みんなで回るディズニーほど楽しいものはない。自分のやりたいことは1人で行くときにやるから、みんなで行くときはみんなで楽しみたいと思っているし、メンバーみんなが満足するように行程を組みたいと考えている。アトラクションもフードも全部知っていて何度も楽しんでいるから、なんなら、ライト層よりもずっと心に余裕があるのだ。先述の同期は、「ディズニーで一番楽しいのはみんなと話してるとき」と言っていた。当時は何を言ってるだこいつは?と思っていたが、今はわかる。アトラクションもショーもフードも全部知った後でも残る新鮮な楽しみはライブ感だと書いたが、その最たるものは友人たちとの会話である。こんなに台本もなく一期一会なアトラクションはあるまい。ディズニーにいる間は、誰でも前向きな気持ちになるからして、話題も自然と明るく楽しくなる。いちおうアトラクションとかに乗るので目的を持ってブラブラできる。ショーや乗り物で適宜、空気もリフレッシュされる。こんなに楽しい時間はないと思える。最後に他人とディズニーにいったのはもう半年くらい前になるようだ。次のその日が待ち遠しい。

そんなわけで、俺とディズニーの関係はいましばらくのアイドリング中であるが、夏はスプラッシュマウンテンがバージョンアップするみたいだし、シーの20周年もいよいよ大詰めである。ますます盛り上がる東京ディズニーリゾートをどうぞお楽しみください。