喧嘩別れのビジネスパートナー

晴れ。今季初のポロサツ着ました。こんばんは、新谷姫加です。

今週は業務が軽い。売上はあまり良くないが、手は打つだけ打ったのであとは天に祈るのみであるからして、机に向かってあれこれする必要はあまりない。と言うわけで今日はデスクワークはそこそこにお出かけをした。合同展示会みたいなところへ急遽出向くことにしたのだが、いまどきはその日であってもネットですぐに入場登録ができて大変便利だ。どうせ今すぐに取引するわけでもなく、未来に向かっての投資的な時間なので非常に気楽なのだが、とあるブースに足を止めると、見覚えのある企業の名前。そこは以前弊社と取引があったが、数年前になんやかんやで喧嘩別れ気味に離れてしまった会社であった。そして、最近になってまた取引したいナアと思っていた会社でもあった。取引を中止したのは俺の前任者だが、その理由はさらに過去にまで遡る長年の因縁があるらしく、聞く相手によって違う説明が返ってくるような状態だ。とりあえず名刺を渡してみるが、ブースにいるのはデザイナー、会社対会社レベルの話では対応できないので営業を呼んでくるという。待っていると担当者らしき方が来たので名刺交換をしてみると、なんと役員ではないか。かくかくしかじかでして、と話してみると、相手方も「過去になにかあったということは聞いてます」ということで、お互いになんとなく気まずい雰囲気である。とはいえ、俺もここまで来たら押しの一手であるからして、時代も変わり、こちらの中の人間も変わっている。御社の力添えが必要なのだと言うことを何度も繰り返し伝えてはみた。「とりあえずこちらも会社の中で話題に出してみる」というところまでは行ったが、弊社はかなり嫌われてる(たぶん)のでうまくいくかはわからない。完全に偶然の産物ではあるが、思わぬ収穫とストレスが発生し、机仕事したくないからお出かけしたというのに良い言い訳ができたというものだ。営業担当ではなく役員にまで直撃させられたのは大きい。はてさてどうなるか。人見知りで奥手の生命力ないない人間なのに大変頑張ったと自分を褒めたいので、後輩を誘って明日ご飯を食べることにした。たのちみでちゅ