淡き光たつにわか雨

晴れ。マジであったかくなってる。こんばんは、斎藤さららです。

春がくる。春はいい。春服、というとなにやら心が躍るしやけにオシャレな雰囲気がただよう。

ただ、実際のところ、思っていたような春がきたことはあまりない。理想の春というと、長袖シャツにジージャンを羽織るかどうかくらいで過ごしたいところなのだが、実際はそれでは少し寒い。無理して一重のアウターを着て、寒いのでマフラーを巻いてしまったり、厚めの肌着を仕込んでしまったりするのである。そう思って少し着込んでみると意外と暑くて気付いたら夏みたいな格好になっていたりする。毎年のように春アウター的なものを軽快に羽織ってみたいと思うが、ほとんど出番のないまま梅雨になり夏が来る。

それに春といえば花粉である。俺は3年前くらいから花粉症である。医師の診断を受けたわけではないが花粉症としか思えない量と質の鼻水、くしゃみに苦しめられている。本当にしんどくて、まだ肌寒さ残る今でさえ既にティッシュなしでは過ごせない状態だ。

それでも春はいいと思う。社会人になって10年近く経つので、春が来るたびに新しい環境へ・・・みたいな経験はついぞないが、10代の頃に感じた不安と期待、必ずやってきては特に何も残さず過ぎ去る文化祭や運動会、そうした残り香を感じながら春を迎えている。今日はコーデュロイのジャケットを羽織ったが、こんな秋冬素材もそろそろ着納めだろう。セーターも着なくなる。ジーパンにシャツ、クラークスのデザートブーツみたいな格好はやくしたいな〜