お誕生日おめでとう

晴れ。いよいよ春か。こんばんは、山本舞香です。

 

昨日は誕生日だった。誕生日はいい。だれもが平等に持っており、平等に祝われるべき口実である。クリスマスもバレンタインもあまり興味がないが、誕生日だけは特別である。全力でアピールをしていきたいと思う。誕生日なんか自分で言わないとだれもわからないが、言えばだいたい祝ってくれる。祝ってくれないまでも貶されることはない、完全に出し得なカードである。なので俺はどんどん言いにいく。誰も俺の誕生日など覚えていないし覚えている必要もない。なぜなら俺が自分で伝えるからだ。実際のところ、誕生日を自らめちゃくちゃ祝いたいという気持ちはあまりない。去年も今年も部屋から出なかったし、ケーキも買っていない。そもそももう31で、歳を重ねるのになにもめでたくはないのだ。それでもアピールを続けるのは、他人とコミュニケーションをとるいい言い訳だと思ってこの便利なカードを切り続けているにすぎない。

他方で、他人の誕生日は、特に親しい人間の誕生日は祝いたい。愛が重めなので逆に距離感によっていやに淡白だったりするのだが、仲良くしてくれている人の誕生日は祝いたいという気持ちはある。他人の誕生日もまた、愛と友情といい口実になるので。

はー31だって、言い訳しようないおじさん、、、