風速300mの先輩風

晴れ。いよいよ暖かくなるか?こんばんは、鈴木ふみなです。

 

本当に忙しい。あらゆる箇所でトラブルが発生しており、今週は凄まじい業務量となっている。その隙間を縫って、就活生に対して先輩社員として話をする時間があった。何かコミュニケーションをとったわけではなくほとんど一方的に好き勝手はなしただけだが、自分も10年近く前は就活をしていたなあと思い出す。

就活は本当に嫌だった。去年の夏にやった転職活動も嫌だったが、就活当時ほどではない。俺は当時からわかっていた。自分は働きたくないのだと。労働に参画するのは資本主義の性質にやむなく従っているだけで、意欲などないことも。だのに、就活の場では、さも意欲があるような顔をして、思ってもいない美辞麗句を並べてみるのは本当に苦痛だった。その結果待っていたのがこんなザマではジョークにもならない。もっとも、金稼ぎ能力の低い個体たる俺はまぁこんなもんだろうという諦念もなくはない。甘んじて粛々と死ぬまで生きていようという感覚も、さすがにこの歳になると芽生えてくるものだ。

はー今週も舞浜にいけそうもない。本当は今月は毎週のように舞浜に行く予定でチケットをおさえていたが、実はほとんど行っていない。大きな理由は疲れからして舞浜は向かう体力を捻出できないこと。自宅から舞浜までは片道1時間、乗り換えが2回もある。カメラの入っためちゃくちゃ重たいリュックを背負ってうんとこうんとこパークまで行き、たった5分のグリーティングのために2時間も3時間も寒空の下でじっとしている。不毛といえば不毛な時間だ。これが30分のショーなら耐えられたが、グリだけのためでは耐えられないのが正直なところ。もちろんそこは、ミニーへの愛と天秤にかけられるところなのだが、これと疲労のバランスがとれていないのが現状なのだ。いまやっているミニーのグリーティングは過去のショーの復刻衣装、音楽が使われているが、そのほとんどは俺が未鑑賞なものなのでいまいちノスタルジー的な興奮も少なく、5分のグリに体力をかけきれなくなっている。情けない限りではあるが、実際のところ、気分がノらない状態でディズニーにいくとディズニーのことが嫌いになりかけるので、ディズニーと誠実に付き合うためにも行かずに部屋で横たわっている。

予約していたチケットはどうなるのか?安心めされい。ディズニーチケットは払い戻しこそできないものの、未使用であれば日付の変更ができる。行かなかった日の分のチケットは、12月くらいまでにどこかで使えばよい。安心して横たわっていることができるわけだ。はーイマジネーション。