おかねかじりむし

晴れ。なーんか寒さにも慣れてきた。こんばんは、上野樹里です。

少し間が空いた。仕事が煮詰まっており脳のメモリをブログに割けなかった。こんなブログごときに何がメモリじゃ、とお思いだろうが、学生時代と違って新たなインプットがほとんどない最近では、こうした些細なアウトプットでさえ、絞り出さなければ完遂できない。気合の入った文章を書こうと思ったら100mダッシュくらいのカロリー(体感)をつかう。さらに、仕事のミスや不安が脳内を占めてくると、脳がジワジワと熱を持って考えを組み立てられなくなってくる。まだまだこれから課題が多いが、とりあえずひと段落した感じなのでようやく再開できる。

 

さて、今年は節制の年にしたいと言ったが、これが本当に難しい。金を使わないでおられない。もはやこれは習い性となっていて、金を使うことについての罪悪感が俺の中で存在していない。YouTubeをみていると、積立ニーサなどの資産運用について動画投稿している人はたくさんいるのだが、その中の一人に同年代の人がいた。その人は金融資産等々ふくめて1600万くらい資産があるらしく、はえ〜おかねもちや〜と思っていた。年収は400万円台と言っており、それだけ資産があるのは本当によく頑張ってらっしゃる、と感嘆したのだが、その人の他の動画を見てみると、スープジャーになにやら色々いれた節約弁当を紹介してみたり、健康的な生活習慣のススメをしてみたりと、俺とは正反対のような清廉な暮らしをしていた。

余計なブランド品は買わない。早起きして弁当をつくり朝ごはんを食べる。物欲が惹起される刺激的な情報は避ける。一食数百円の自炊で腹を満たすetc....なるほど、お金は貯まっていくだろうし、体も健康になっていくだろう。しかし、、、と俺は思う。「しかしそれは、お金が貯まっただけではないか?」「お金が貯まることは豊かな人生か?」と。これは個々人の価値観、まさに価値観と言うしかない見解の相違であり、俺がいかに金食い虫なのかを改めて自覚させられた。俺にとって余計なブランド品を買うことやストレスに任せて外食することは、はっきりと人生の豊かさに寄与するものであり、お金が貯まることそれ自体は豊かさではない。おそらく、世の中にはお金が貯まること自体が人生の豊かさを支える感性があり、今のところ俺はそれを持っていないということだと思う。それとも、先のYouTubeの人も「くそ〜〜ほんとはもっとお金つかいて〜〜〜〜〜」と歯ぎしりして耐えてるのだろうか。自分がかっこいいと思う服を大枚はたいて買う快感や、肉とご飯を書き込む愉悦を感じないのだろうか。

とはいえ、そんなことを言っていてはお金が貯まるわけもなく、老後は退職した帰り道に首を括るしかない。はーーーなんとかしないと、、、