わたしなにもの

晴れ。寒いが凍えるほどではない。こんばんは、ビビアン・スーです。

 

気温が下がりきらないこと、急激な物価高騰、相変わらず上がらない賃金と、モノを売って飯を食う人間にとっては地獄のような現況である。本当に見たことないほど業績が悪い。社内の空気は最悪、数字を上げろとプレッシャーは止まないが、打つ手が見えないのが実際のところである。このまま何ヶ月も戦わなければならないとすれば、これは限界がかなり近い。本当にすぐそこに限界があるような中で毎日を過ごしている。ギリギリでいつも生きていたいから〜ah〜

 

そういえばKAT-TUNがいまはもう3人なのだと知ってびっくりした。結成時はまさか半分になるとは、そしてそれでもまだ活動するとは想定していなかっただろう。メンバー減に伴って担当するイニシャルが増えたというのも苦しさがある。亀梨くんのことは結構好きだ。俺は『野ブタをプロデュース』を見ていたからだ。堀北真希目当てで見ていたのだが、最後には亀梨くんと山Pが海で水を掛け合って終わるという衝撃のラストだった。

メンバーが減るといえば、JYPの新人グループ、nmixxもメンバーのユンジニが突然脱退してしまった。理由もはっきりとはされないままの脱退で大変ショックだ。ジニはトレーニング期間の時にtwiceモモをよく慕っており、後ろをついて回ってきて可愛かったとモモが話していた。彼女が何を思っていたのか知る術はないが、世界的に活躍するアイドルというのはきっと大変だろうと思う。何をするにも注目され、お金がどれだけあっても自由らしい自由なんかないんだろう。どこにいってもアイドルとしての自分を要求され、一挙手一投足、全ての発言について揚げ足を取られたり歪んだ解釈をされてりして、きっと気が変になる。

俺にも人生のどこかでアイドルとして活躍するルートがあったのだろう(未来は無限大なので)が、アイドルにならなくて本当に良かった。小さい頃から"何者か"であることにけっこう憧れていたし、今でもそうした思いはあるが、実際のところ、"何者でもない"おかげで楽に生きられることは、気付かないだけでたくさんあるんだろうと思う。ツイッターのちょっとした有名人なんて、本当に些細な町内の奇人程度の知名度だろうに、それでも、自己プロデュースをするのにずいぶん窮屈そうに見える。俺はこの先も、基本的には何者でもないまま生きていくつもりではあるが、もし何者かになってしまったら、このブログもツイッターのアカウントも全て消さねばなるまい。あまりに危険な代物である。いまの私を愛する諸姉諸兄については、俺がアイドルとしての天性の才を開花させないことを祈られたい。