Christmas time the Perfect time with you

晴れ。さむい。いいです。こんばんは、こんまりです。

うっかりするとクリスマスでびっくりしてしまう。クリスマス!クリスマスである。クリスマスのいちばん古い思い出は、3〜4歳の時、忍者戦隊カクレンジャーに出てくる味方ロボ、ニンジャマン・サムライマンというおもちゃをもらった時だ。俺はロマンチストなので、小学校いっぱいくらいはサンタを信じていた。親が「さ、プレゼント買いに行きましょ」と俺を誘って弟のプレゼントを選びにいったときは少し泣きそうになったものだ。親としても、流石にもう信じていないだろうとタカを括ったのだが、我が子のロマンチスト具合を見くびった母親は愚かであった。その後の中学以降、クリスマスにちなんだ思い出というのはあまりない。彼女と過ごしたこともないし、友達とワイワイ飲み明かした経験もなく、クリスマスのたびに「ひとりなんだがww」とおどけて見せるのにも、もはや飽き飽きしている。

それにしても昨日のディズニーシーはすごかった。まず、シンプルにかなり混んでいる。ああいう混雑具合自体、コロナ禍になってから久しぶりに感じた。ユカタンソーセージドッグを買うのに20分かかったし、どのポップコーンもどのアルコールもどのレストランも行列で、キャストの数が少ないのであらゆるキャストが写真撮影とか園内案内に対応していたようにみえた。さらに、驚異的なカップル率である。凄まじいカップル。この世のありとあらゆるカップルがいたのではないか。加えてソロディズニー勢も少なく感じた。ショー鑑賞スペースの前列に陣取るカメラ地蔵たちでさえ、ソロではなく友達や恋人と来ているようだった。こんなにカップルに揉まれたのはかつて年越しディズニーに行った時以来で、その時は7組のカップルと俺ひとりでシンドバッドに乗ったことがある。今までの俺なら別にそんなの大して気にしないのだが、今年はなんだかおセンチになってしまったのだった。最近はツイッターのTLに、社会しっかりやっている人を増やしたので、普段から社会やってる人々の清々しい生き様を摂取していた。そうすると徐々に思い出してきたのだ。かつて抱いていたあの疎外感、忘れかけていた孤独、劣等感を。俺が初めて女の子と手を繋いだのは二十歳の時だし、ファーストキスも初体験も、好きな女の子が相手ではなかった。思春期に踏むべきだったステップをすっかり空けたまま、夢と魔法と少しの社会経験で補っていた不完全な自意識がうっかり弱みを見せたような感じがして、帰ってくるなりシャワーもせずに今朝まで寝ていた。写真はよく撮れました✌️

今日は実の弟の部屋に行ってゲームして遊んできた。弟とは、実家にいた頃は微妙な関係というか、あいつはあまり俺を好きじゃなかったと思うが、最近は良好な関係である。俺が大人になったことと、お互いに女に縁のない生活なのと、オタク趣味を共有できるのとで仲良くできるんだと思う。ゲームに加えて、年末年始の過ごし方について、両親がスケジュール変更ありそうだったので相談もしてきた。お互い大人になったなあ。

いまは横になり、昨日撮った写真の編集をしつつ、また明日から、年内最後の週に向けて仕事へのメンタルを固めている。はーーー無事に年越せるといいなあ。