経堂の大当たり、焼肉1.5人前と飯特で

小雨、ほとんど冬。こんばんは、古川琴音です。

昨日は千葉へ出張し肉体労働。その後、錦糸町で先輩方とビール飲んだらグラグラになったので帰宅後バタンキュー。お酒を飲む前、錦糸町のワークマン女子を見に行った。ワークマン女子というのはワークマンの新業態で、錦糸町のアルカキット、川崎のルフロン桜木町コレットマーレなんかに出店している。女子、と言っているが品揃えは男女半々くらいで、まぁ、ワークマンプラスの都心バージョンみたいな感じである。ワークマンプラスと言えばいいものを、ネットでワークマン女子だの言われるのが嬉しくなったのか、ハッシュタグをそのまま店名にしている。

実際のところ、ワークマンの商品がどうなのかは人によって意見のあるところだと思うが、費用対効果、いわゆるコスパ的な面から見ると、いま日本で一番では?というくらいすごい。あのクオリティをあの値段でつくれる会社は本当に少ない。しまむらにもユニクロにもできない。生地のクオリティとか各所の仕様等を見て、「これくらいかなあ」と思った値段よりも1000〜2000円くらい安いイメージだ。本当にすごい。「えっ、同じ値段でこのクオリティを!?」「できらあ!」とはならない。できない。これは本当にそう。ワークマンよりもクオリティがいい商品というのはたくさんある。アウトドアブランドのそれの方がもちろんモノはいい。ただし、そのために払う値段は、クオリティの差以上の価格差があるよ、という感じだ。

逆に言うと、お金さえ払えるのであれば、ワークマンよりもクオリティの高い商品は普通にある。あと、ここはワークマン自身が課題にしてるところだが、オシャレさの壁もある。ワークマンプラス自体、ワークマンにしてはかなりオシャレということで人気が出たが、それはあくまで、イオンとかしまむらとか、そういう量販店のステージを基準にした時の評価だったと思う。ノースフェイスだのパタゴニアだのという高級品を普通に買える感覚の人から見るとぜんぜん届いてないな、と感じるだろう。昨日見た限りではさらにオシャレ感が増していて、謎の切り替えとか配色ジップみたいなのはずいぶん減っていた。それでも、どうしても我慢できなくて、変なところにプリントが入ってたりしてはいたのでこれからさらに改善していくんだろうな、という感じ。

量販店はなんで変なとこにプリント入れたり、謎の切り替え入れたりするんだろうか、というのは、難しい問題で、第一に、それを作ってる人は、別にデザインの勉強したりパターンの勉強をしたりしてる人じゃない、つまりそもそも作り手のセンスがない、というのと、なんてことない無地のものを並べると、本当に売れないという現実的や理由がある。これは非常に難しい問題で、「なんでここに切り替え入れてんの?これさえなけりゃ、、」というタイプのおしゃれな人たちは、そもそも量販店の客ではないということもある。量販店の客はああいうのが好きなのだ。数字を見ると、シンプルなものほど売れない。切り替えを入れたりなんやしたりしたものの方が売れる。素材よくしてシンプルにして、ほんとに街でオシャレに着られる風にしました!というのが売れることは本当に稀である。ワークマンもやはり、そういうトラウマがあるんだと思う。でも今はもはや、量販の客以外の客も来てるから、勇気を出してプリントをやめてみたらいいと思う。