あとは仲良くするだけ

晴れ。寒いは寒いけど、全然乗り越えられるレベル。こんばんは、野田樹潤です。

年は明けたが、おめでとうと祝うには痛みの強い年始となっている。できることなど何もなくただ祈るのみではあるが。

今年はとにかく、そうした悲運も含めて何もないといいなあと切に思う(手遅れの感はあるが・・・)。楽しみなことと言えば、今年は福岡に行ってみたい、ひとりでは行きにくい高級店に行ってみたい、自炊のレパートリーも増やしたい、みたいなぐらいで、何もなく過ごす日々の方が断然多いわけだから、そうした何もない日が何もないまま過ぎてくれることを心から祈る。年末の飲み会は楽しかった。かなり自由に振る舞ってしまったので嫌なところもあったかもしれないが、ああして自分が楽しく振る舞える時間を増やしたい。仕事を、自己実現とか自己充足に活用しない場合、それ以外の時間をよっぽど楽しく過ごさないと割に合わない。家で過ごす時間は現状ですでに満足しているので、あとは外で他人と過ごす時間がもっと楽しくなれば随分と変わってくる。そうすればいよいよ我が人生も終盤、この世の春である。どうぞよろしく。

ゆくとしくるとし

雨のち晴れ。こんばんは、橋本環奈です。

年の瀬、、小売業に勤める俺にとっては毎回ただの1,2日の休日に過ぎないがそれでも節目は節目。

今年は非常に動静の激しい一年だった。年明けに引っ越し、同棲開始、6月には入籍した。(おめでとう)(おめでとう)(おめでとう)10月には沖縄に旅行、そんなこんなで年末になった。仕事の方は、業績はともかく個人的には普通にやっていたけど、最後の最後にトラブルが押し寄せてきて大変苦労した。それもなんとかなったし、ようやく心が休まっている。ここ何年かはネット・現実問わず友達も増えたし、苦しかった青年期が報われつつある感もある。いい歳になったと思う。ありがとう。

来年は、一回くらいは旅行に行きたい、高級レストランに行ってみたい。仕事はトラブルがなければそれでいいです。それでは!

ベストバイ2023

晴れ。さむくなったねえ〜〜〜こんばんは、吉高由里子です。

年の瀬という気分になってきた。SNSを見ると、今年のベストバイ!みたいなのをやっているので俺もやりたいが、いかんせん今年買ったものがどれか思い出せない。いろんなサイトの購入履歴を遡ってみたら、ああこんなの買ったな、と思い出されてきたので、いくつかあげちゃう。

 

ciota/pea coat

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https://shop.ciota.jp/products/pea-coat?_pos=2&_fid=518f42e23&_ss=c

いきなり大物かつ直近も直近に買ったもので恐縮だが、まじでいい。ウールとスビンコットンの混紡という生地も渋いし、ソリッドなブラックではなく、複数の色糸が混じっている風合いも気に入っている。あと、古いピーコートのディテールとして、アームウォーマーの他に腰部にフラップポケットがある。これがデザイン的にも機能的にも嬉しい。そもそも、「今年はピーコートを買おう」と思っており、色んなブランドのものを見ていた。ところがどこのピーコートもサイズが小さい!そもそもピーコートは比較的細身な服であるから、ガバッと羽織るようなつくりにはなっていないのであった。ところがシオタは、基本的に少しオーバーサイズな作りをするブランドなのだ。気取らないデザイン、確かな素材、古着へのリスペクトを持った、少しゆるい普通の服。結果、そのピーコートは俺にとってはジャストサイズになるのであった。暖冬の今年は、インナーを着込まなくてもこれを羽織ればあったかいし、見た目もさっさと決まる。高い金だして買った甲斐があるというものだ(まだ一回しか着てないのに満足してる)。

 

TIMEX/アイアンマン8lap OG

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https://www.timexwatch.jp/c/collections/ironman/tx-tw5m54300

デジタル時計は長らくGショックをつけてたけど、バンド部分が限界を迎えたので新たにタイメックスを買った。パッと見、バカダサいんだけど、この"いなたい"感じがたまらない。アメリカンダディ然としている。実際、クリントン大統領はこの時計をして就任式に臨んだ。アメリカを背負った時計なのである。俺が買ったカラーはグレーもオレンジのやつ。

 

TCB jeans/30's jacket

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https://tcbjeans.stores.jp/items/646578d2f55a3000478a180f

デニムジャケットを久しぶりに買った。俺はジーパンをよく履いているから、デニムonデニムになるのを避ける為にデニムジャケットはあまり着なかったのだけど、最近はセットアップがアリの空気になってから新調した。いわゆる"1st"タイプで、胸ポケットが片方しかなく、身幅、肩幅の広いタイプ。デニムジャケットでよくサンプリングされるのは"3rd"以降のデザインだけど、身幅が細くなるため、"2nd"以前の形の方が都合が良い。ただ、ポケットが両方につくとガチャついて見えるのと、キムタクが"1st"タイプを着ていたのでそちらを真似した。同じものじゃないけど。ちょっとサイズ大きくしすぎた気もするが、気に入っている。写真はモデルは俺ではなくtcb jeansのデザイナーさん。

 

Levis/501

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https://item.rakuten.co.jp/ueno-yayoi/501-original/

リーバイスの501とひとことに言っても凄まじいバリエーションがあるわけだが、これはその中でも最も廉価かつ最もこだわりの薄いモデル(たぶん)。生地はなんか柔らかくて、やけに青々しい感じ。セルビッチもなく、激しい色落ちは期待できない。シルエットもなんだかガサツな感じがする。アメリカのスーパーとかに並んでいるような代物だ。だがそこがいい。安いし、履きやすい。リンクは上野にある老舗、"ヤヨイ"のオンラインストア楽天とヤフーにあるようだが、おれは実店舗にいった。リンク先のサイズレンジを見て欲しいが、各ウェストサイズに対して数種類のラングスが用意されている。日本では考えられないが、アメリカではこんな風に、どんな体型の人でも丈詰めせずに履けるようにサイズが用意されているのだ。俺は短いレングスを買って、さらに丈を詰めて9分丈くらいで履いている。ヒゲとかアタリとか全然でてこない、いまどき嘘みたいに青いジーンズなんだけど、独特の愛嬌がある。

 

workers/modified shirts

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https://www.e-workers.net/store/202308/ia4.html

赤のタッターソールのボタンダウンシャツが大好きで、破れたりサイズが変わったりしたら必ず書い直している。ジーパンによく合うし、なんとなく色も出せて重宝する。workersは近年かなりよく買うブランドで、全身workersのときもある。本当に何の主張もない普通の服だけど、ちゃんとつくってあって、サイズ感も着やすい。写真はワイドスプレッドだけど俺のはボタンダウン。シーズンによって柄や襟型は違う。

 

workers/801

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https://e-workers.stores.jp/items/5f03bc464adba034f5bf2fe8

もうこのジーンズがないとやっていけないくらい履いてる。いろんなジーンズを履いたけど、いまはこれに落ち着いている。workersもデザイナーがぽっちゃりなのでサイズレンジが広いこと、生地があんまりごわごわしてないこと、ワタリ幅はちゃんとあるのにシュッとして見えること、カッコつけすぎない雰囲気、とにかくちょうどいいジーンズ。俺があまりに太ったので今年新しいサイズを買い直した。

 

終わり。服しかないやんけ。

 

お疲れサマンサ

晴れ。冷えてきた。このままいってくれ。こんばんは、ミランダ・カーです。

新しいことをやるというのは本当に大変だと感じる。サマンサタバサが冬のボーナスを不支給にしたニュースを見た。「暖冬により客足が計画の8割になった」というようなことが記事に書かれていたが、客数が8割になるというのは緊急事態であり、ちょっとやそっとのことではそうならない。確かに今年は暖冬で冬物商材の進捗は悪く、各社苦戦しているのに間違いはないが、それでも全体の客数が8割、ということはない。トレンドの周期によってブランド力が落ちることはどんなブランドでも起こる。サマンサタバサだってそれはわかっていたはずだし、その為のアクションも起こしてきたはずだろう。ただ結果的にそれは功を奏することなく今日に至った。外出ニーズを基本とするバッグ屋にとってコロナが痛手だったのは間違いないが、それよりもトレンドの変化の方がインパクトがでかかったろう。とかなんとか言っているが、こんなものは結果論でしかない。別にサマンサの動向を追いかけていたわけではないくせに、要するにトレンドが終わった後の市場についていけなかったんだろ?と月並みな推論を書いているにすぎない。しかしそれは厳然とした結果でもある。ブランドとしての訴求力がなくなったら、方針を転換するか価格を下げるしかないが、そのどちらも叶わなかった、ということだろう。

一気に飛躍した話になるが、いま、あるいはこれまでやってきたことをやめて新しいことをやるというのは本当に大変だと思う。「過去-現在がマイナスだらけでどう変えても相対的にはプラス」という状況もあることにはあるが、「過去-現在は一定の成果が見られ、変えた先のプラス幅は未知数」という場合、変化を選択するのは勇気がいる。俺はけっこう保守的なのでなるべく変化のない日々を送りたいが、仕事をしているの上記のような業務判断を迫られることもあり苦しい。人生における選択ならもっとだ。東京に出てきたのは俺の人生ではかなりの英断だったが、弊社に入社したのはツメが甘かったと言うよりない。

ところで、先週の記事で、弊社上層部が、"気遣い"のできる社員が減ったことを嘆いており、それは会社が社員から愛されていないことが原因ではないか、ということを書いた(つもりだ)。そもそも、社員に"気遣い"をして欲しいなんて方針自体が(それが部下に対するものに焦点があるとしても)キモい。"気遣い"を強いると、今度はそれをしている人としていない人の間で軋轢が生まれたりするし、自分は"気遣い"できているか!?と周りをキョロキョロとしてしまって最高にストレスである。だから俺は、助けて欲しいと誰もが求められる会社のほうがいいと思う。"気遣い"の要求は、「悩んでいる人は助けを求められない」という前提に基づいている。だったらその前提に対処するべきではないか。だから、"気遣い"をさせる訓練ではなく"助けを求める"訓練をしたほうがいい。こんど話す機会があったらそれ言おうっと。

労働と自発性

曇り雨。さむーい!アウターほしくなってきた!こんばんは、関戸かのんです。

先週、ずいぶん久しぶりに研修があった。入社10年前後の次期管理職相当の社員と、現役の管理職を対象とした研修だ。弊社はある年齢(かなり若い)以上になると研修がなくなり、あとは現場で覚えろ的なところがある。近年、それは少し放任すぎるのでは的なムードが醸成され、社長が必要と考える諸々の研修(主に座学)が導入されるようになった。その新たな研修制度の第一弾が今回の研修だった。内容は経済の仕組みとか不動産のあれこれみたいな、職務とは直接関係はないものの、社会人としては必須的な知識を学ぶものだった。

その中で、講師をした部長さん(60手前)がこんな話をしていた。「"いい社員"とはなんだろうか。明確な定義はないのだろうけど、俺はいくつかの要素があると思っている。"地頭がいいこと"、"センスがあること"、"気遣いができること"の3つは必須だと思う」。ツイッターでドヤ顔で話したら総叩きに遭いそうな感じである。"地頭"とか"センス"というのは極めて曖昧な語彙で、あるようないような、話者次第でどうとでもなる概念だ。やはり、これくらいの年齢だとフワフワ定義のまま都合のいい概念を振り回すのだなあと天を仰いだのだが、それよりも気になったのは"気遣い"の方だ。部長さんはこう続けた。「たとえば今日の研修、マイクがあってプロジェクターがあって机がセッティングされている。皆さんは当たり前みたいに入ってきたけど、これ誰がセッティングしたと思います?『手伝いましょうか?やることありますか?』と聞いてくれた社員の方がこの中にいて、その方たちと私でセットしたんです。私から皆さんに手伝ってくれと言えば、そりゃ手伝うでしょうけど、それは業務命令になりますから言わないですよ。そもそも、困ってる人はね、言わないですよ。管理職になる皆さんが気付かないといけない。ただ、それが出来ないことをどうこう言うつもりはなくて、そういうことも教えないといけない時代になったんだな、と思うんです。」と。俺はその話を(マジできちぃじじいだなこいつ.....かまってちゃんかよ.....)と思ったんだが、極めて好意的に解釈するなら、「管理職として、部下が困っている、あるいは経営者になった時に社員が苦しんでいる状況で、それをスルーしてしまうようでは困る。自分から歩み寄って救いの手を差し伸べられるようにならなければならない」ということなのだろうが、喩えが悪すぎる。そもそも研修なんか会社がやりたくてやることなのだから会社が準備したらいい。それを手伝わせたいなら指示をしたらいいだろう。まあそれは本質ではないからいいとして、気遣いを教えないといけなくなった(≒気遣いのできない社員が増えた)のは、ひとつには確かに時代もあると思う。弊社のおじさんおばさんたちはよく、「お前らは言われたことしかやらない」と愚痴っている。まあ俺自身のそのケがあるし、もっと若い世代はさらにそうだと思う。ツイッターを見ていると、「労働とは即ち指示の消化である」という風潮は強く感じる。これは俺の観測範囲が狭いわけではなく、ネットに毒されてなさそうな弊社社員でもそんなところがある。こうした、0か1かみたいな世界観は確かに近年顕著になってきているような気はする。ーー根拠のない霊感で言うが、労働に限らず、訳わからんクレーマーへの過剰な対応とかデジタル化の進歩によって、世の中全体がそうした方向に動いているように感じる。機械は0か1かしか判断できないし、それに侵食された世界観はやはりグラデーションを捉えにくくなっているのではないだろうか。ーー話を戻すと、俺はそうした世界観・労働観は否定しないし、一定のキャリアまではそれでいいと思う。ただ実際は、一定以上のキャリアでは、会社としての巨大なテーゼ(=売上を増やすとか、利益を上げるとか、ブランディングを進めるとか、、、)を念頭におき、自発的にやるべきことを進めないといけないんだろうな、とも考えるようになってきた。だから、会社の将来を担う世代には、指示を待つのではなく指示をつくるようになって欲しいのだろう。ひるがえせば、「言われたことしかやらない」社員が多いのは、社員がそれ以上の仕事はしたくないからだと思う。そこまで会社のことなんか考えたくない、あんたら経営陣ほど人生を賭けたくない、と考えているからだろう。自発性のない社員を悩むより、自分たちが愛されていない、支えようと思われていないことを悩んだ方がいいのではないか。研修の準備を手伝ってくれなかったことを愚痴っている場合ではない。こうした、偉くなりたくない、そこそこでいいという観念も時代的だなあと思う。

気遣いができない社員が多いもうひとつの理由は、弊社のベテラン社員はみんな、上層部の朝令暮改に振り回され、自分のやりたいことよりも会社のやりたいことを優先され続けてきている。その中で自我を折られ、会社に迎合するのに慣れきってしまっている。最初は自主性があって気遣いもできる社員だったとしても、そのうちに心を折られ、上の言うことを待つか会社を去るかの2択になっている。俺が弊社に10年近く在籍して感じるのは、弊社社員の自発性の無さ(これは確かにある)は、会社の環境が、結果的にそういう人材を育ててしまっていると感じる。これを会社がどれくらい自覚できているのかは微妙だが、上の指示を待つのが最も効率的な生存戦略であるのは多くの人間が認めているようだ。ではどうなったらいいか?と問われるとまたなかなか難しいが、とりあえず社員が新しいことをやろうとしたら応援する、投資する姿勢を見せたらどうか、とは思う。あれがないからできない、現場が大変だからやれない、売上が見込めないからやらない、そんなことでは新しいことに臨む社員はいない。革新的で、ローコストで、売上も上がる、そんなミラクルな閃きだけを待っていても社員は萎えるだけではないか。

はーーー超愚痴った。俺も偉くなりたくねーなーーーー

盛り上がって終わりたい

晴れ。また暑いんかい。でもなんだか、今までと違う空気だね。こんばんは、清川果林です。

それなりに書きたいことはあるが、仕事がたくさんで疲れてしまって気力が足りない。年末が近づいてきて、そこに向けた業務がピークを迎えている。さらに、最近、同じ部署の若い子(俺も若いぞ)が異動になり、さらに若い子に変わった。前任の子は1年半くらい前に来たばかりだが、いろんなキャリアを積む時代のためこまめに部署が変わる。いまやってる子は二ヶ月ほど前に来たばかりで、引き継ぎもそこそこに放り出されている。前任も同じだったので、放り出されたては俺がかなりフォローしていた。今回もその状態になっており、前述の通り年末に向けた業務もきているのでかなりの負荷になっている。とはいえ、若手のフォローをするのは嫌いではない。自分が役に立っていると感じるからだ。仕事をしていても自分が役に立っていると感じることは少ない。別に感じなくても金が貰えれば仕事はするが、役に立ってるなあと感じると気分がいい。あまりできない後輩と比較して自分がめちゃくちゃ有能だと錯覚する良さもある(終わってる)。俺が若手の時はぜんぜん手伝ってもらった記憶がないし、手伝われると借りをつくった気分になるし、やってもらったことの尻拭いとかしたくなかったので後輩が嬉しく思っているかは怪しいのだが、現実として仕事の進みはいいので何も問題はない。帰りが遅くなるのはしんどいが、ほんの1、2週間の辛抱である(たぶん)。残業代はもらえるので家計も潤うというものだ。

ところで、先日は、劇団四季のミュージカル"美女と野獣"をみた(ところでにもほどがある)。ブロードウェイで上映されたものの日本版ということなのだが、アニメ版や実写版とはキャラクター設定に一部改変があり、少し違った見え方のする美女と野獣だった。良かったと思う。追加されたオリジナル曲はどれも良かったし、四季のみなさんの歌声も素晴らしかった。特に野獣のソロ曲、『if I can't love her』はたいへんよかった。実写版でも似たシーンで『evermore』という名曲が流れるが、四季の主演男優という日本トップレベルであろう俳優の脅威的な歌声と、曲が終わった瞬間の暗転、感動した・・・。みなさんもぜひ。

アニメでも映画でもなんでも、大団円を迎えるクライマックスで最も盛り上がる曲を流し、スパッと曲と同時に物語が終わるのが好きだ。同じく劇団四季のライオンキングなら、シンバが王となり、プライドロックに立つ。サークルオブライフが鳴り響く。ラフィキが息子を掲げた瞬間、曲の最後の音が鳴って幕が閉じる。美女と野獣なら、人間に戻った野獣が召使たちと喜びを分かち合ってから、舞踏会を行う。名曲"美女と野獣"が流れ、盛り上がるコーラス、アー♪アー♪アーーーーーッ←この瞬間に終劇となる。最高だ。実写版のアラジンもすごい。アニメ版のアラジンは、ジャスミンと二人で絨毯にのり、ロマンチックに"a whole new world"が流れて終わるが、実写版はその後に、本編と全く関係ないダンスシーンが追加されている。アラジンもジャスミンもちょっとしか出てこず、役名もなき出演者たちが延々と踊っている。ところがこのダンスがすごい。おそらく早回しをしているんだと思うけど、スペクタクル的には抜群だ。BGMは当然"フレンドライクミー"、散々盛り上がってから、最後にジーニーがfriend like me!と歌ってエンドロール。くーーーっ!しびれる!アラジンの実写版はちょっと過剰なフェミ推しでぐったりするが、この最後のシークエンスが他の全てを補ってあまりある良さだ。アニメで言うとガールズ&パンツァーも良かった。ガルパンの最終回はあまりの熱血展開で涙なしには見られないが、最終決戦の後、しょーもない後日談とか、「私これからも頑張るよ!」的な決意表明(空を向くカメラ)みたいなのはない。登場人物たちの気持ちが最も昂っている時に物語が終わる。俺はこれが大好きだ。アーティストやバンドのライブでも、アンコールのラストはそのバンドの最も盛り上がる曲をやって欲しい。アジカンなら"新しい世界"とか"hold me tight"がいい。盛り上がる曲もあるけど最後はしっとりと終わるよ、、、というのはだるい。盛り上がりにきてるんだからこっちは。最高潮で帰りたい。ーー稀に、しっとりがいい場合もなくもない。バンプの"embrace"とか、スーパーカーの"trip sky"などーーディズニーだって、1日の最後は蛍の光ではなく花火で終わるし、最も金のかかったショーも夜にやる。全エンターテイメント、うわーっと盛り上がって終わってください。よろしくお願いします。

足るを知りすぎても

晴れ。なーんかさあ、寒くなりきらないよなあ。こんばんは、桜井日奈子です。

全然寒くならず、このままだとヘビーアウターを買わずに越冬しそう。ノースフェイスに行ったら、バルトロライトがずらーーーっと並んでて、お客さんたちも全然興味なさそうで、他人事ながら心配である。去年爆裂に売れたから、今年はしこたま作っちゃったんじゃないだろうか。なのにビタイチ売れてないし、在庫どーーーーするんだよーーーー!!!ってなってたりしないだろうか。非常に心配である。今年はシオタのピーコートを買おうと思ってたけど、このままだと本気で寒くなるのは年末、もしかしたら年を越してからかもしれない。そうするとヘビーアウターの出番は2ヶ月くらいしかない。それならもう手持ちのもので凌ごうか、、という気にもなってくる。9月末くらいに発売されてたけど未だにどこの取り扱い店も在庫ある。各社、冬物が売れてなくて本当にきびしそうだ。気温とかじゃなく着たいから買うんだわ、みたいな強者は除いて、衣料品は現状の不足を補うために買われるから、手持ちのものでなんとかなったら買う必要がないのだ。今年は冬物セール早いかもね。

現状の不足といえば、あまりに太り過ぎてやばい。来年には3ケタですわ〜〜!はっはっはっ!なんてふざけていたが、来年を待たずして3ケタが見えてきた。シャレにならない。身長175cm100kgの32歳というのは相当まずい。笑っている場合ではない。見た目とか健康のこともあるが、本当に服がない。服が入らないという"不足"のために服を買っているが、よく考えなくてもめちゃくちゃ金の無駄なのでやめたい。とりあえず今日のお昼はおにぎりひとつと味噌汁にした、、、、実際のところ、ラーメンをたべたり、白米ばかり何合も食べたりしなくても十分に腹が膨れることはわかっている。俺にとっての食事とは胃袋以上に心を満たすもの。酒もタバコもやらず、趣味らしい趣味もないので食事だけが俺の心を救ってくれる。「それならそのまま食べたらいいじゃん」と言ってくれるのは本当にありがたいし、できることなら俺もそうしたいが100kgとなるとただごとではない。キティちゃんはりんご3個分の重さ、約1kgであるから、キティちゃんが100人分に相当する。ピカチュウは6kgなので、ピカピカ16〜17匹分にあたる。キティやピカチュウならそれだけいればたいそうな経済効果も出せそうだが、おれが1匹いても出てくるのは"いびき"と"くさいいき"だけなので、体重を減らし、ピカチュウ対比の存在価値を上げようという寸法だ。とはいえ、先は長い。千里の道も一歩からではあるが、、、、本当に意志が弱いからなおれは、、、、