初夢なし

神奈川は晴れ。雪がない。足も取られないし交通も乱れない。素晴らしい。こんばんは、小池栄子です。

仕事始めである。仕事始めとはいえ、俺には先週が終わって今週が始まったに過ぎず、それがたまたま年を跨いだというだけである。冬休みはいつになるのか、そこで何をするのかもわからないまま過ごしている。

それにしても元日は大変だった。秋田は大雪であり、対して俺は今日からの仕事始めに向けて絶対に戻らなければならなかった。秋田から東京までは新幹線で3時間かかるのだが、飛行機なら1時間、羽田空港は川崎から近いので、東京駅から帰るのと変わらない時間で自宅まで戻れる。ということで、帰りは飛行機をおさえていたのだが、前述のとおりこの日は大雪、JALの朝の便はさっそく欠航がきまっていた。雪は止みそうもなく、例年の数倍の降雪量になるとのことだった。俺がおさえた飛行機は20時発の便だったが、これが欠航になると次の便はなく新幹線もない、詰みの状態になってしまう。というわけで、早々に飛行機をキャンセル、17時発の新幹線に切り替えた。悪天候によりフライトの確約ができない場合、キャンセル料はかからないらしく、その飛行機の代金は全額戻ってくるようだった。僥倖。元日から東京へ戻る人は少ないらしく新幹線の席もすんなり取れて一安心していたのだが、今度は新幹線が止まった。田沢湖のあたりで融雪作業が発生したのち、大宮以南で新幹線が糞詰まりになっており、しばらく停車するとのことだった。おかげで、20時には東京につくところ、21時過ぎになり、自宅に戻った頃には23時近かった。も〜〜本当につかれた。今まで冬に帰省したことはほとんどなかった。帰ったとしても雪のせいで身動き取れなくなるし交通は乱れるしで碌なもんじゃないとわかっていたからだ。今年は家族の事情とたまたま年越しに休みがかぶったという都合もあり帰省してはみたが、ほとんどとんぼ返り的な帰省になったし、運の悪いアクシデントも多かった。やれやれ。

話は戻るが、この年明けすぐの仕事始めというのは悪いことばかりでもない。取引先が休んでるし、どうせ物流も止まっているのでやることがない。穏やかで、さっさと帰ろうぜ〜という気分に満ち満ちている。1年というのはだいたい53週間ある。そのうち2週間は夏休みと冬休みで潰れるとして、残り51週間をどう耐え忍び、切り抜けるかが我々サラリーマンの思考のほとんどを占めるわけだが、そのうちの1週間をこうしてヌルリとすり抜けられるのは大変結構である。ちなみに同じようなポイントがお盆にもあり、ここもヌルヌルである。とはいえ、ヌルヌルばかりでは企業活動が遅滞するため、いやがおうにも怒涛の日々に突入する。

はーーあけおめです。