ズレた間の悪さも

晴れのち夜に雨。マフラーを巻いた。こんばんは、浅田舞です。

ツイッターでも呟いたが、昨夜見つけたアフリカのバンドがいい。Mdou Moctar(エムドゥ・モクター)というアーティストで、ニジェール共和国という砂漠地帯にある国で結成された。レフティストラトキャスターを歌うように操るフロントマンの様はまるでジミ・ヘンドリクスである。Mdou Moctarというのは、このフロントマンの名前らしい(そういえばジミヘンも、彼自身の名前を冠したバンドをやっていた)。リズム隊が正確にリズムを刻む上を、フロントマンのギターが奔放に跳ね回る。その凶暴で自由なサウンドにやられてしまった。ライブ映像のYouTubeを貼っておくので各自ご確認いただきたい。こういう歯応えのあるロックがいいな、と思ったのは久しぶりだ。

https://youtu.be/DFZobgLF5Vc

もともと、ロックは好きだ。最初に好きになったのは、中学生になるかどうかくらいで聴いたB-DASHで、高校いっぱいくらいは好きだった。その頃は(同年代の多くがそうなように)マキシマムザホルモンとか、エルレガーデンモンゴル800などをよく聴いていたのだが、あわせて聴いていたのが、レッドツェッペリンとかディープパープルといったハードロックや、キングクリムゾン、EL&Pピンクフロイドといったプログレだった。特にツェッペリンの『アキレス・ラストスタンド』とか、EL&Pの『タルカス』、キングクリムゾンの『21世紀の精神異常者』なんかよく聴いていた。それから、少しずつテクノを聴くようになって、平沢進に大ハマり、ファンクラブにまで入った(いまは脱会している)。平沢進期はかなりながく、かれこれ10年近く聴いているが、ディズニーにハマってからはディズニーのショー音楽やテーマソングを聴くことが増え、最近は新しい音楽を気に入ることが随分すくなくなっていた。そこへきて久しぶりにこうしたロックを聴いて、なにか先祖返りしたようでもあるし、フレッシュな感動もある。ありがとう(?)