雨のち晴れ。夕暮れが綺麗。こんばんは、広瀬すずです。
夏は服を着るのが本当に億劫だ。なるべく布が少ない方が良いので、ひざ小僧が出るくらい短い短パンを履いている。パタゴニアのバギーズなんかを履くときはインナーがあるのでノーパンだったりする。問題はトップスで、手持ちの服はコットンのものが多く、Tシャツとか適当に着るわけだが、最近はコットンという素材に疑念を抱いてきた。もともとアメカジが好きな俺は、コットンという素材に絶大な信頼を寄せてきた。デニムパンツも、ネルシャツも、ダックのカバーオールも、キャンバスのトートバッグも、天竺編みのTシャツも全部コットンである。ウールのセーターやレザージャケット、ナイロンのシェルなどとも相性よく万能、やや縮むものの洗濯にも強く扱いやすい。コットンさえあればええんや！と思っていたのだが、加齢によって環境の変化(暑いとか寒いとか)に敏感になると、コットンのいまいちな点も感じ始める。つまり、夏は暑いし冬は寒い。濡れると乾きにくく、通気性もあまりよくない。いちど速乾機能の素材を着てみるとその楽ちんさに驚くし、冬にウールインナーを使うとコットンでは心細い。おじさんが夏にはスポーツで使うようなメッシュ素材のTシャツばかり着てる理由がわかる。軽く、早く乾き通気性も良い服が夏に必要だ。
最近は、エアリズムみたいな通気性も速乾性も良い素材で、肌着じゃなくアウターとして着られるようなものもたくさんあるのでそういうのを着てみようかという気分もあるが、どうしても古臭いものが好きな俺は躊躇いもある。アークテリクスとかノースフェイスよりもパタゴニアやエルエルビーン、ナイキよりもパラブーツみたいなスタイルでやってるだけに、ハイテク系は持っていても意外と手が伸びなかったりするのである。あと、デブなのでハイテク系を着ると逆に汚くない？(？)みたいな謎の危惧もある。なので、去年あたりは、身幅が広くて風が通りやすい半袖シャツをよく着ている。半袖シャツというのはクラシックスタイルからする。邪道なのだが、俺はアメリカンダディなので構わず着るのである。だが今年は、いよいよもって暑すぎるし、サイズアップにより大きく断捨離したこともあり、機能性のイマドキトップスもきてみたいと思っている。これが探してみると以外と見つからず、なんとなくオーバーサイズで袖口の広いクルーネックのプルオーバーみたいなやつがいい。ただ、もう7月なので夏物あるかしらん、、、
